2024年3月2日・3日、浜松市中央区の鴨江アートセンターにて、ミニはままつ2024が開催されました!
コロナ禍のため5年ぶりの開催となりましたが、たくさんの方々のご協力のお陰で事業を完遂することが出来ました。
ご参加いただいたこどもスタッフ、こども市民の皆さん、お子様をお送りいただいた保護者の皆さん、まちづくり会議から長期間サポートしていただいたミニはま応援隊の皆さん、その他物資の提供や運営のご援助をいただきましたすべての皆様に感謝申し上げます。
本当にありがとうございました!
それでは、ミニはままつ2024の様子をお伝えします。
ミニはままつのスタートは市役所で市民登録をするところから。
市民証とおサイフ、はじめの軍資金を受け取ります。
次にお隣のミニはま学校でミニはままつの仕組み、ルールを学びます。
校長先生のお話をしっかり聞いて、迷わないようにしよう!
すぐにお買い物に行ってもいいし、お仕事をしても構いません。
ここからの行動は全てこどもたちが自分の意志で行っていきます。
お仕事をしたい人はハローワークで求人情報と時間を確認して、やりたいお仕事を選びます。
なんのお仕事をしようか?迷っちゃいますね。
お仕事を決めたら、求人票シールを貼ってもらい、そのお店にGO!
時間の管理もすべてこどもが自分で行います。
お仕事時間に遅刻しないように気をつけて、お店にも迷わないように、少し早めに行動する。
時には失敗することもあるけれど、次に気をつければOK!
失敗も大切な経験です。
それぞれのお店で求人票を確認して就職します。
ここからはお店のスタッフとしてのお仕事開始。
おとなになった気分になったかな?
みんながお仕事をするお店はを作ったのも、経営するのも全てこども。
まさにこどものまち!
80名の「こどもスタッフ」が8月から半年間、毎月のまちづくり会議でお店を作り上げました。
一生懸命お仕事をしていると、時間が経つのがあっという間です。
作業の工程を間違えないように。
いつもお母さんがやっているように。
本物のお店で見た大人のように。
真剣に、いきいきとお仕事を楽しんでいます。
お仕事が終わると、銀行にお給料が振り込まれます。
市民証に就労確認のシールを貼ってもらい、銀行でお給料を引き出します。
ミニはままつで使えるお金の単位は「はま」
50はまと100はまの2種類の紙幣があります。
通貨の単位を決めたのも、紙幣のデザインをしたのももちろんこども。
銀行内の造幣局では、紙幣を製造しています。
これだけあったら、たくさんお買い物できちゃうね( ´∀`)
スムーズに出金ができるよう、お金を数えていきます。
最近は〇〇ペイやキャッシュレス決済のひろがりで、お金に触れる機会が少なくなっているような気がします。
お金を大切に扱う、これも貴重な体験ですね。
銀行の隣には、なんと税務署があります。
今回のミニはままつから導入となりました。
ミニはままつの所得税率は10%
500はまのお給料をもらったら50はまを納税します。
納税しないと次回のお給料の出金はできない仕組み。
源泉徴収ではなく直接納税というのも、税金の仕組みを知る大切な経験です。
「納税は個人の自由」ではありません!
お仕事も、楽しく遊べるものばかりではありません。
市役所、警察、銀行、税務署という公務や病院といった施設もあります。
ミニはま警察24時、機動隊出動です!
病院では、治療よりも健康を推進するようです。
商品も健康に気を使った?ラインナップ。
ここからは、ミニはままつ2024のお店や市民、スタッフの様子をダイジェストでお届けします。
大人気のカフェ、メニューもこどものアイデア満載です。
お買い物、何にしよう?
ボーリング場も出現!
ゲームなどの体験もあります。
博物館もあるんです。
勉強しながら、実験も体験できます。
どんなお仕事も、お金を払って参加する体験も、みんな真剣そのもの。
おとなも見習わないと?ですね。
リフレッシュのお店では岩盤浴?で休憩も。
おとなもこどももリフレッシュ、大切ですね!
本日の売上額は・・・・経営は順調のようです。
働く人がいないとお店がうまく回りません。
みんなが消費者となってお金を使わないと、商売がうまく回りません。
内需拡大と雇用増進が経済の好循環を生みます。
大人の社会で起こっていることがミニサイズでそのまま起こるのが、ミニはままつの面白いところ!
昼食の時間を決めるのも、休憩時間を回すのも子どもたちが主体的になって決めていきます。
混んでいるときは時間をずらしたり、お仕事の時間を考えたり。
1年生だって6年生だって、みんなおんなじ条件です。
分からないことがあったら、どんどん聞いていこう!
そんな積極性も大切ですね。
まだまだ、お仕事も体験もいっぱいあります。
素行が悪くて逮捕されないように気をつけよう!
ボランティアの大人が何人かしょっぴかれましたが、冤罪が認められたようです(^_^;)
最初は不安そうにしていたこどもも、いつの間にか元気いっぱいに活動しています。
楽しい時間はあっという間。
怒涛の2日間が終わりました!
2日間のミニはままつで生み出された価値、GMP(Gloss Minihama Product:ミニはま総生産)は
851,250はま!
でした!!
みんなで一生懸命お仕事をして、楽しくお金を使う、すばらしい「こどものまち」になりましたね。
一般社団法人未来学校では、来年の開催に向けてすでに動き出しております。
また来年、みんなで会えたら嬉しいね!
待ってます!!\(^o^)/